90年代に20代を謳歌した我々ならばこのN.W.Aのヒストリーは見逃せない。ということでやっぱり見に行った、正月休みに尼崎キューズモールの映画館。席はガラガラ、、、なぜ?血がたぎるだろうこの映画?むしろなぜ見ない?ヒップホップは嫌いかい?
アーリーナインティーズ、上映からちょっと遅れて観た「ボーイズンザフッド」。ローライダーを初めて見て衝撃、ドウボーイの愛車タッチオフゴールド、63インパラがローライダーの最高とインプットされた、フルスモークのスポコン車のパワーウィンドーが開いた向こうからマシンガン、ハイドロを上げて急発進のローライダー、独特のハンドシェイク、シャツをめくってジーパンに引っかけたガンを指差しドヤ顔のドウボーイ。音楽もダンスもファッションも我々の世代が記憶しているヒップホップとは全てがこの北米西海岸のものだった。
ボーイズンザフッド以降の西海岸ヒップホップの栄枯盛衰また紆余曲折を垣間見ることができるこの映画ストレイトアウタコンプトン。俺は見てよかった、とにかくノリがよかった。